船上での市民科学 The World

環境に対する幅広い関心と、本船で講じられる運航上の措置にとどまらず、レジデンスオーナーの皆様は、環境問題に立ち向かうための世界的な意識向上や、プログラムの指針となる科学的研究に、積極的に参加する役割を担っています。 2017年のロス海遠征中に始まった「The World (雲と降水プロジェクト)」のような、レジデンスオーナー主導の取り組みは、この旅に欠かせない要素です。オーストラリア南極局のジョン・フレンチ博士と共同で、レジデンスオーナーの皆様が企画・運営するこのプログラムは、遠隔地を含む世界各地で市民科学による観測を行う特別な機会です。 雲や空の様子、氷山や海洋野生生物の観察、希少な動植物の同定など、科学的分析のための貴重なデータを提供できるため、「The World Cloud and Precipitation Project」の一環として『The World』号の船上で収集されたデータの分析は、2020年9月に発表された査読付き科学雑誌の論文『Measurements of Cloud Radiative Effect Across the Southern Ocean』にも活用されました。

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ナイトスタンドの上のティーセットと背景に灯るランプ